鉛筆の芯が刺さったら何科を受診すればいいか迷っていませんか?
鉛筆の芯が刺さったままでも大丈夫か気になっていませんか?
結論から言うと、鉛筆の芯が刺さったら
外科か皮膚科に受診しましょう。
鉛筆の芯が刺さっているなら念のために受診しましょう。
鉛筆の芯が刺さった程度によっては、外科でないとダメな場合があります。
私の息子が鉛筆の芯が刺さった時のことを記録しておきますので、参考にしてくださいね。
鉛筆の芯が刺さって外科を受診した理由
小学1年生の二男が通う小学校から電話が掛かってきました。
「二男君が、椅子の上に落ちていた鉛筆に気づかずに椅子に座ったら、太ももに鉛筆の芯が刺さってしまいました。
芯の先が刺さって抜けないので、刺さったままにしています。お迎えにきて、病院へ連れて行ってください。」
とのこと。
急いで迎えに行き、太ももの裏側をみると、見事に鉛筆の芯がブスッと刺さってめり込んでしまっていました。
さすがにこの状態で刺さったまま何もしないのは危ないと思ったので、保健室の養護教員に何科を受診したらいいか聞くと、整形外科か皮膚科を勧められました。
この状態だと、もしかしたら切開処置が必要かもしれないと思い、皮膚科ではなく整形外科を受診することにしました。
というのも、以前自分の手の指が化膿してしまった時に、皮膚科を受診しましたが、化膿がひどく、切開する必要があると診断され、皮膚科では切開できないと言われ、外科を紹介された経験がありました。
今回の息子の状況を見ると、消毒をして終わり、ということはなさそうだったので、最初から整形外科を受診しましたが、これが正解でした。
先生に見せると、
「結構奥まで芯が入ってしまっているので、抜かなければいけない。
その際に、芯が接触している肉の部分も排除しておいたほうがいいから切開します。」
と言われ、15分から20分ほど処置時間がありました。
その間に、息子の「痛い!」という鳴き声がずっとしていたので、相当痛いんだろうなと想像しながら待合室で待ちました。
処置後、先生の説明では、
「鉛筆の芯が思ったよりも深く入り込んでいて、周辺の肉にも鉛筆の細かいものが付いていたので切りました。」
とのこと。
そのまま放置すると、そこからバイ菌が入り込み、化膿してしまう可能性があるのでそういう処置をしたとのことでした。
治るまでに1週間〜10日ほどかかり、それまでは運動は禁止、お風呂も禁止。
毎日消毒に通うことになりました。
息子は、処置直後は痛がっていましたが、その後はそこまで痛がっておらず、普通に歩くことができますが、太ももの裏側のため、椅子に座る時に痛いと言っていました。
また、今回は学校での怪我ということで、「日本スポーツ振興センターの給付対象」となるそうで、治療費は全額保険がおりるとのこと。
病院での支払いは、一度3割負担で支払い、治療終了後の1〜2ヶ月で入金されるようです。
もし、学校での事故の場合は、保険がおりるかもしれないので、確認してみるといいと思います。
鉛筆の芯は刺さったままでも大丈夫?
鉛筆の芯が手に刺さることは珍しいことではありません。誰でも一度や二度刺さったことがあると思います。
受診した整形外科の先生にどの程度なら刺さったままにしても大丈夫か聞いてみました。
「刺さったままにしても大丈夫だとは言い切れません。
今回の息子さんのように、結構大きな芯が奥まで入ってしまった場合、芯の周りから炎症を起こしてしまう可能性があるからです。また、小さな芯でも尖っていたりして細胞を傷つけてしまうような場合もあるので、一度受診した方がいいでしょう。
芯が折れずに刺さっただけで、しっかり抜けたのなら様子をみてもいいでしょう。」
とのことでした。
私も小学生の頃、手のひらに鉛筆の芯が刺さったことがありますが、鉛筆の黒い色が皮膚の中にずっと残っていたのを思い出しました。
その時は刺さっただけで、芯が中に残ってはいなかったので、特に病院にはいきませんでしたが、刺さった程度によっては、処置が必要になる場合があるので、気になる時は外科か皮膚科を受診することをお勧めします。
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