浜名湖体験学習施設ウォットはミニ水族館です。浜松の弁天島にある渚園キャンプ場の横にあります。
今回、1泊2日で渚園キャンプ場を利用した際に、昼間の暑さに耐えきれず、ウォットで涼む目的で行ったのにも関わらず、予想以上に楽しむことができたので、行ってみた感想を口コミします。
浜名湖体験学習施設ウォットの詳細
住所・電話番号
〒431-0214
静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005番地の3
053-592-2880
駐車場
浜松市営渚園駐車場 1日410円
※渚園運動場やキャンプ場を利用する人と同じ駐車場です
営業時間・休館日
9時〜16時30分(入館は16時まで)
毎週月曜日、年末年始休館
入館料
高校生以下、高齢者(70才以上)、障害者・療育手帳をお持ちの方;無料
大人;1人320円
館内にはランチを食べられるようなレストランはありません。
ウォットで見ることができる生き物やイベント
「ウォット」は大きな水槽で浜名湖の魚や生き物をみたり、タッチプールでさわったり「浜名湖とふれあい体験」ができる小さな水族館です。
ウォットに入るには、入り口にある券売機で入場券を購入して、スタッフに渡します。
子供が無料なのが嬉しい♪
入り口を入るとこんなに可愛い子がお出迎え。
1階のアクアゾーンでは、上流の都田川、浜名湖、遠州灘に生息する代表的な魚介類の展示があります。
浜名湖は淡水と海水が混じりあう珍しい湖で、それを再現している水槽もありました。
「アマゴ」と「ニジマス」が一緒に泳いでいて、子供とどっちがどっちかクイズをしました。
コバンザメ!はじめてみましたが、裏返っているのかと思うほど反り返っていました。顔がとってもキュートです。
大水槽は、水量120トン深さ5メートル、天井まで曲線をえがく迫力の大水槽。サメ、エイ、ウツボ等、遠州灘や浜名湖に生息する数多くの魚を展示しています。
浜名湖体験学習施設という名前からは想像していなかった大水槽があったので嬉しかったです。
体験ゾーンでは、水がこぼれない不思議な水槽がありました。
水槽内に手を入れることができます。
水槽の中に入れた手に、魚たちが寄ってきて、手をツンツンと突いてきます!!
子供達は「かわいい!痛い!」と喜んで、何回もやっていました。
こちらはうなぎのタッチプール。ヌルヌルするうなぎを触ることができます。
壁に貼ってある注意書きも笑えました。
こちらは2階にあるタッチプール。ヒトデやナマコやヤドカリを触ることができました。
開放実験室では、小さな生き物たちがメインで展示されていました。
ニホンウナギやガンガゼやタツノオトシゴ、タコ、カニ、クラゲなど。
パソコンゲーム・ものしりコーナーでは色々なクイズやゲームができます。
子供達は浜名湖の中に潜って探検するゲームにハマっていました。
透明骨格標本。特殊な薬品で筋肉を透明化して作られています。
解剖が難しい小型動物の観察をするためのものだそう。
カラフルで綺麗でした。
外にあるタッチプールにははだしで入れます。
ナマコやヒトデを触ることができます。
腹ペコウナギたちのパクパクタイムでは、飼育員さんのガイドを聞きながら餌やりを見ることができます。
実施日は
火曜日・水曜日・金曜日・土曜日・日曜日の15:00から約15分間。
オオウナギとニホンウナギに餌をあげると・・・
太くて大きなオオウナギが餌に飛びつく!
大量のニホンウナギがウジャウジャ!大迫力でした。
子供達が気に入っていた魚
3階の展望デッキからは、渚園キャンプ場が一望できます。
浜名湖体験学習施設ウォットのイベント
水中テレビトーキング
場所;大水槽
時間;日曜日・祝日 13:45から約20分
大水槽の中にダイバーさんが入り、水中カメラから見える魚たちがご飯を食べる姿や、ダイバーと一緒に泳ぎ回る魚たちを見ることができます。
うなぎのパクパクタイム
場所;中庭 うなぎの池前
時間;火曜日・水曜日・金曜日・土曜日・日曜日の15:00から約15分間
「うなぎってどんなご飯を食べてるの?」うなぎの池で飼育員がうなぎについてクイズを交えながら餌やりガイドをします。ニホンウナギとオオウナギによる迫力満点ご飯パフォーマンス。
公開教室
時間;日曜日・祝日
生き物への餌やり、解説や実感
浜名湖セミナー
時間;水曜日・土曜日 13:45〜約15分間
浜名湖と浜名湖にクラス生き物の解説
体験教室
時間;土曜日 10:30 定員10名
予約制・有料
月に4回色々なイベントが開催されます。
・お魚さんの餌やり体験
・貝殻フォトフレーム作り
・浜名湖サイエンスクラブ
・ウォット裏側探検ツアー
・生き物観察会
・ミニ水族館作り
・貝殻クラフト工作
・浜名湖の砂で砂時計を作ろう
・水族館飼育員体験
・うにランタン工作
など
詳しいイベント情報はウォットHPで確認してください。
ウォット公式HPイベント情報
ウォットに行ってみた感想
今回、ウォットに行った理由は、渚園キャンプ場にキャンプで来園したものの、ボール遊びやフリスビー遊びができず子どもたちが暇を持て余していたのと、日中の気温が34度近く、暑さをしのぐために訪れました。
「浜名湖体験学習施設」という名前だったので、対して期待はせずに行ったのですが、中はミニ水族館で、水槽の中に手を入れて魚と触れ合うことができたり、うなぎやヒトデやヤドカリを触ることができたり、大きな水槽があったり、こじんまりしていながらも、たくさんの海の生き物がいて面白かったです。
特に、大きな水族館ではあまりじっくり見られない生物もたくさんいたし、展示の工夫もされていて、大人も子どもも楽しむことができました。
特に面白かったのが、水がこぼれない不思議な水槽です。水槽の下の方に手を入れる場所があり、手を入れると水槽の中のお魚たちが手に寄ってきて、ツンツンと突いてくるのがすごく可愛くて、何回もやっていました。
2Fの解放実験室にいたタコは、見ているとたちまち色が変わる様子が観察できて、子供と一緒に驚きました。
お土産ショップコーナーでは、ホストカード・シール・ペンなどの文房具や、オリジナルキーホルダー、透明標本や乾燥標本、タッチプールの魚にあげる「エサ」など、期間限定のグッズも販売しています。子供達は、何か出るかわからない海の生き物の立体パズルを買って、早速作っていました。
ウォットは3回建ての建物で、サーっと見れば30分もあれば見れてしまう規模です。でも、1つずつ水槽をじっくり見て回ったり、体験やシアターなどをみると2時間くらいかかりました。
ウォットは建物内の展示がほとんどなので、雨の日の浜松観光にもぴったりです。また、ウォット内にはレストランやカフェはありません。飲み物とアイスの自動販売機はありました。
もしウォット周辺でランチを食べようとすると、渚園から移動しなければならないので、お昼は済ましてからくるか、お昼前に来園するのがいいと思います。軽食(焼きそば、うどん、そばなど)なら、渚園キャンプ場の管理棟横の売店で食べることができます。
子供料金は無料で、大人の入場料も安いのに、たくさんの海の生き物を見たり触ったりできるウォットにまた行きたいです。
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