パスポートを新規に作成、または更新すると手数料がかかります。
手数料は、有効期限が5年か10年か、申請する年齢によっても変わってきます。
今回、家族4人分のパスポートを作成しましたが、支払金額が高いので、
・パスポートを作る際に手数料はいつ払うのか?
・現金で払うのか?クレジットカード払いができるのか?
という部分が気になっていました。
先に答えを書くと、
・パスポートの手数料は、パスポートを受け取る日に払えばOK。
・手数料は印紙・証紙なのでクレジットカード払いはできない。現金のみ。
ですので、パスポートを申請する日はお金を持っていなくても大丈夫です。
実際にパスポートを作った時の状況をまとめましたので参考にしてください。
パスポートの手数料はいつ払うか
パスポートの申請手続きをすると、このような一般旅券受領証(パスポート引換書)がもらえます。
この受領証に、旅券受領時の持ち物に「収入印紙」「収入証紙」の記載があり、収入印紙と収入証紙はこの受領証に貼り付けて窓口に出すことになります。
そして、印紙や証紙はパスポート申請窓口では購入できません。申請窓口の近くに必ず販売所がある(申請時に教えてくれます)ので、そこで購入します。
つまり、パスポートの手数料は、パスポートを申請した際に「一般旅券受領証」をもらった後から、パスポートを受け取る日までに購入すればOK。
申請した日に販売所で購入することもできるし、パスポートを受け取る日に購入してもいいということです。
隣の窓口で申請していた赤ちゃん連れのママさんは、「今日買っていってしまいます。」と言っていました。私は、パスポート受取日に購入しました。
購入すると、こんな感じの小袋に印紙と証紙がセットされていたので、一般旅券受領証と一緒に窓口に渡したら、窓口の方が受領証に貼ってくれました。
手数料はクレジットカードで払える?
今回、家族4人分(大人2人、中2、小2)のパスポートでかかった手数料代は、49,000円。詳細は以下の通り。
・大人10年用 収入証紙2,000円 収入印紙14,000円=合計16,000円が2人分
・子供5年用(一般)収入証紙2,000円 収入印紙9,000円=合計11,000円
・子供5年用(11歳以下)収入証紙2,000円 収入印紙4,000円=6,000円
家族全員分の手数料の合計は高いので、クレジットカード払いをしてポイントを稼ぎたいなと思いましたが、クレジットカード払いはできず現金のみの取り扱いです。
クレジットカードでは、通常換金性の高い物品の購入はできません。もしどうしてもクレジットカードを使いたい場合は、コンビニの電子マネーを挟むと、間接的に払うことができますが、コンビニでは高額な収入印紙を取り扱っていないところが多いので、手間などを考えると現金払いが楽です。
郵便局で印紙購入はクレジットカード払いができる?
日本政府がすすめているキャッシュレス化に伴い、2020年2月から一部の郵便局窓口でもキャッシュレス決済ができるようになりました。
2020年2月時点では、各都道府県のメイン郵便局でのみキャッシュレス決済の対応がありますが、2020年5月には全国の各郵便局に導入される予定です。
対象郵便局は、郵便局HPでご確認ください。
クレジットカード、電子マネー、スマホ決済ができる商品
・郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃
・切手、はがき、レターパックなどの販売品
※ただし切手販売は、1回の取引において10万円が上限額です。
・カタログ、店頭商品などの物販商品
クレジットカード、電子マネー、スマホ決済ができない商品
・印紙
・宝くじ
・代金引換郵便物等の引換金
・税付郵便物の関税
・地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)
基本的に換金性の高いものはクレジットカード決済ができないというルールがありますが、はがきや切手程度のものならクレジットカードが使えるようになりましたね。
ただ、パスポートの手数料の印紙は、やはりクレジットカードで支払うことはできず、現金のみになりますのでご注意ください。
まとめ
キャッシュレス化がすすみ、郵便局窓口でもクレジットカードは使えますが、印紙には使えません。
パスポート受取所の横の販売所で、受取日に現金で購入するのが一番簡単ですので、現金を準備してパスポートを受け取りに行きましょう。
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