おせち料理といえば黒豆ですが、黒豆の風味があまり好きではない子ども達のために、我が家では毎年金時豆の甘煮を作っています。
豆料理というと、下茹でに時間がかかって手間なイメージがありますが、圧力鍋を使えば時間短縮&簡単に下茹でができ、たくさんの美味しい金時豆ができます。
市販の金時豆は結構甘いので、自然の甘さを出したい場合や、あっさりした味がお好みの場合、手作りすればぴったりの甘さの金時豆を煮ることができます。
金時豆の甘煮は、日持ちするため、常備菜としてはもちろん、たくさん作って冷凍しておけば、お弁当の一品にもなるのでとっても便利。
甘さ控えめに作って、子どものおやつにするときもあります。
作り方と注意点をまとめましたので参考にしてください。
金時豆の甘煮レシピ
【材料】
金時豆 250g 一袋
水 5カップ 1000cc (水の量は豆の4倍)
砂糖 大さじ11 約100g
塩 小さじ1/2 (甘みを引き立たせるために入れる)
【作り方】
①金時豆は下ゆでする前に一晩水にひたして戻す。
②一晩浸した豆を、もどし汁ごと圧力鍋に移す。
③圧力鍋のフタをし、強火で熱し、沸騰して圧力表示ピンが上がり、第二リングが見えたら弱火にして3分加圧する。
④火を止め、圧力ピンが下がるまで自然冷却する。
豆が柔らかく煮えたか確認。硬かったら追加で加熱する。
⑤豆をザルに上げ、ゆで汁を捨て、豆を鍋に戻す。
⑥砂糖・塩を入れ、ひたひたの水を加えて弱火で10分煮詰める。
⑦多少水分が残っていても、豆が煮汁を吸うので完全に煮切らない。
できたてより、冷めて数時間たったほうが味が染み込んでおいしくなります。
金時豆の甘煮をおいしく作るポイント
豆をつける水は少なすぎると、豆が水分を吸って大きくなるため水からでてしまい、十分戻らない可能性があるので、豆の量の4倍の水の量で戻してください。
下ゆでで、豆をしっかり柔らかくすることが大切。
調味料を入れた後は豆が締まるので、それ以上柔らかくなりません。下ゆでしたあと、1粒豆を食べてみて、硬さを確認してください。
煮すぎると、皮が破れていたり、箸でつまんだ時につぶれるくらいの柔らかさになりますが、砂糖で煮るとトロッとした感じになるので、万が一煮すぎてしまっても大丈夫です。
砂糖で煮ると、水分が少し出てくるため、ひたひたの水より少な目でも大丈夫です。
まとめ
お惣菜の人気メニューの金時豆の甘煮。
めんどくさいようで意外と簡単においしくできるので、一度作ったらもう出来合いのお惣菜は買う必要がなくなってしまうかもしれません。
お惣菜として食べるだけでなく、パンに入れたり、スープに入れたり、料理に入れたり、お弁当に入れたりと、幅広く使い回しが効くので大量に作って冷凍保存しておくと便利です。
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