あなたは、マスクに裏と表があることを知っていますか?
マスクには表と裏があり、裏表を逆につけてしまうと、マスクの効果が得られません。
正しいマスクの付け方を覚えて、効果のあるマスクにしましょう!
風邪やインフルエンザなどが流行り出すと、小学校や幼稚園でもマスクを常用するように言われます。
大人はもちろん、子どもにもマスクの裏表があることをしっかり教えて、ウイルスや花粉を防ぎたいですね。
マスクの裏と表の見分け方
<マスクの基本>
マスクの表:口が当たらない外側の面
マスクの裏:口が当たる内側の面
マスクの上:ワイヤーが入っているほう
マスクの下:なにも入っていないほう
マスクには表・裏・上・下の向きがあります。
プリーツの向きで見分ける
プリーツマスクは、プリーツが一方方向に向かって折りたたまれています。このプリーツの向きが下向きになるのがマスクの表です。
プリーツマスク裏
プリーツマスク表
時々、プリーツの向きが上向きになっている人がいますが、これは表と裏を逆につけている間違った付け方。
耳ゴムの接着面で見分ける
基本的に、耳ゴムの接着面が外側にきているのが表側になります。ただし、耳ゴムの接着面が、メーカーによっては裏側についていることもあります。
家にあるマスク数種類で確認しましたが、表側についているもの、裏側についているもの、両方ありました。
確実に裏表を見分ける方法は、マスクのプリーツの向きが下側に向いているほうが表と覚えておきましょう。
マスクの表と裏を間違えると効果がない理由
プリーツマスクの裏表を間違えて付けてしまうと、プリーツの折れている向きが上向きになり、プリーツの間でほこりやウイルスや花粉をキャッチする形になり、そこに溜まってしまいます。
プリーツの間に溜まったホコリ・ウイルス・花粉などはマスクを通って侵入してしまうため予防効果が得られません。
ですから、プリーツは必ず下向きになるようにつけましょう。
プリーツマスクが真ん中で上下に分かれている場合
一般的なプリーツマスクは、一方向に折れていますが、機能性を重視したマスクなどで、真ん中から上下に折れているものがあります。
そういうマスクは、口の前の空間を確保するためにその形になっているため、真ん中のプリーツが外側にくるほうが表面になります。
マスクを上下に開いて、丸くなる方が裏側、つまり口側になります。
真ん中プリーツマスク表
真ん中プリーツマスク裏
マスクの正しい選び方・付け方
マスクは、自分の顔のサイズにあったマスクを選びます。サイズが大きいと、顔とマスクの間に隙間ができて、そこからウイルスや花粉が侵入するためマスクの効果を得られません。
小学校高学年になると、大人用のマスクをつけている子がいますが、子どもには大人用のマスクは大きすぎて、頬の横に隙間ができるため、予防効果はありません。高学年用子供マスクか、女性用の小さ目のマスクで代用しましょう。
①マスクのプリーツを上下に広げる
②ワイヤー部分を鼻に当て、ワイヤーを鼻の形に合わせて、マスクをあごの下まで伸ばす。
③鼻、頬に隙間ができないようにフィットさせ耳にゴムをかける。
正しくつけることでマスクの効果を得ることができるので、きちんとしたマスクの付け方を覚えましょう。
まとめ
風邪やインフルエンザ予防、花粉症の季節に大活躍するマスク。しかし、マスクの裏表を間違えて着用していると、予防効果は得られません。
マスクの裏表、正しい選び方・付け方を覚えて、マスクの性能を最大限に活かしたいですね。
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