幼稚園には保護者会は父母の会がありますが、保護者会の会長になると、さっそくある仕事が入園式の祝辞。
でも、祝辞って誰に何を言えばいいの?どれくらいの長さにすればいいの?と疑問に思っているかもしれません。
そこで、今日は幼稚園の入園式で使える保護者代表の祝辞の例文をご紹介します。
幼稚園の入園式の祝辞の内容はどうする?
入園式の祝辞と聞くと、きっちりカチッとした言葉で伝えなければならないのかな?と感じますが、話が上手でなくても、大切なことは、気持ちが伝わり、心に残る挨拶をすること。
とはいっても、何をどう話そうかと悩んでしまいますが、必要なのはメッセージと主題。
幼稚園の入園式で、誰にどんなメッセージを伝えればいいのかを考えれば、自然と決まってくるもの。
一番伝えたいメッセージは、あいさつのはじめとしめくくりにもってきます。
こうすることで、一番伝えたいことがよくわかります。
入園式の祝辞であれば、一番伝えるべきことは
入園する子ども達へのお祝いの言葉とその保護者へのお祝い。
幼稚園に入園する子ども達はまだ3~4歳の子ども達です。
子ども達の前で話すスピーチでは、子どもが理解できる内容であることが大切です。
わかりやすい言葉と、長すぎないスピーチでまとめるといいですね。時間にしたら1分30秒、500文字程度のスピーチにしましょう。
入園式の祝辞の書き方
祝辞の内容を決める手順は、まず枠組みをおさえましょう。
1.こどもたちへのお祝いとメッセージ
入園おめでとうというお祝いの言葉と、幼稚園生活はこんなに楽しいことがいっぱいあるよということがわかる内容にしましょう。
2.保護者へのお祝いと自己紹介
保護者の方へのお祝いの言葉と、簡単な自己紹介をします。自己紹介と言っても「平成○○年度父母の会会長の××と申します」と名前を言うだけでOK。
3.父母会からのお願いと結び
幼稚園の行事など、保護者の協力が必要となってきます。ですから、これから父母会の一員となる保護者に向けての協力のお願いをします。
入園式祝辞例文
皆さん、おはようございます。
今日から幼稚園生ですね。ご入園おめでとうございます。
先生方も年長組のお兄さんお姉さんも、
皆さんに会えるのを楽しみに待っていましたよ。
みなさんも幼稚園に入るのを楽しみにしていてくれましたか?
ちょっとドキドキしているかな?
幼稚園は歌を歌ったり、お遊戯やお絵かきをしたり、外でいっぱいあそんだりする、とっても楽しいところです。
お友達もたくさんできますよ。
先生のお話をよく聞いて、仲良く元気に過ごしてくださいね。
御列席のご家族の皆様、本日はご入園おめでとうございます。
父母の会会長の○○と申します。
私ども父母会では、主に運動会や夏祭り、発表会などの幼稚園行事のお手伝いをしたり、保護者同士のコミュニケーションを深めるための親睦会を企画しております。
皆様も今日から父母会の会員となります。
子ども達の成長を見守り園縁生活がより豊かなものとなるよう、
皆様と共に活動していきたいと存じます。
どうぞご協力をよろしくお願い申し上げます。
本日は本当におめでとうございます。
祝辞のスピーチで気を付けるポイント
子どもたちへ向けたメッセージでは、はっきり・ゆっくりした口調で、子どもにかたりかけるように話します。
子どもの返事をまつくらいの気持ちで、ゆっくり次の言葉にうつりましょう。
「おはようございます」と返事がかえってきたら「元気な声が聞こえましたね。」と返事を返してあげます。
緊張しますが、「自分は今緊張している」と思うと、不思議と落ち着いてきます。「自分は今緊張しているぞ」と緊張を受け入れ、深呼吸するとリラックスできるので、やってみてください。
まとめ
入園式の保護者代表の祝辞は、堅苦しいものではなくて、おめでとうの気持ちが伝われば大丈夫です。
子ども達もまだ小さいですし、座っているのがやっとの年代なので、優しい口調で短いスピーチが好まれます。
かわいい小さな子ども達に「おめでとう」の気持ちを届けてくださいね。
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