地震発生時の自助・共助について考えるという長男の夏休みの宿題のために、静岡県地震防災センターへ子供と見学に行ってきました。
地震を体験できる最新の「地震ザブトン」も体験してきたので、行った感想を口コミします。
静岡県地震防災センターの場所、駐車場
静岡県地震防災センターは、静岡市葵区の駒形通りから少し入った場所にあります。
【住所】
〒420-0042 静岡市葵区駒形通5丁目9番1号
電話:054-251-7100
FAX:054-251-7300
開館時間:9時00分~16時00分
入館料:無料
休館日:月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
駐車場は、バス4台、普通車10台。
個人の見学は予約不要で、開館時間なら自由に見学することができます。
団体で利用する場合はあらかじめ予約が必要です。
地震防災センター内の施設
館内は、1Fが
・東海地震コーナー
・津波シアター
・耐震コーナー
・地震対策コーナー
・体験コーナー
・消火体験コーナー
・富士山噴火防災コーナー
に分かれています。
2Fが防災用品展示コーナーがあります。
体験コーナー
子供が一番興味を持ったのは、やはり体験コーナー。
静岡県地震防災センターには、起震車の他に、画像と前後左右に動く椅子を使った
地震ザブトン
という、様々なタイプの地震の体験ができるコーナーがあります。
過去、日本各地で起きた大きな被害の出た地震を、コンピューターが分析して、当時の揺れを体験できるものです。
起震車との違いは、映像を見ながら、実際の揺れのエネルギーと揺れ幅を体験できるところ。
下から突き上げる直下型地震と、ゆらゆら長く揺れる海溝型地震を体験することができました。
津波シアター
東海地震が起きた時に想定される津波の状況と、過去実際に起こった津波の被害の映像を見ることで、津波の危険性を学ぶことができました。
地震対策コーナー
家庭内の家具の固定の大切さを学べるコーナーです。
家具を固定した場合と、していない場合の部屋の中の様子が再現されています。
今まで、写真やテレビでは部屋の散乱状況を見たことがあり、「家具をしないとだなぁ」くらいに思っていましたが、実際にこの状況を目の当たりにしたら、「これはすぐに固定しなければまずいな!」と感じました。
防災用品展示コーナー
食料品を始め、トイレやテントなどの防災用品の展示があります。
また、防災用品のセットが購入できるパンプレットも数種類用意されていたので、自分で全部揃えるのが大変な人には、こういうサービスを利用するのもいいと感じました。
富士山噴火防災コーナー
近年、日本の山では噴火が相次いでいます。
富士登山をする人も年々増えていますが、いつ噴火するかわからないことに対する備えも必要だと感じました。
防災センターに行った感想
子供たちは、津波の恐ろしさ、地震の恐ろしさ、それに対する備えがどれだけ大切かがわかったようです。
特に、小学一年生の二男は、今まで幼稚園や小学校で避難訓練をやっていたけど、「地震」というものがよくわかっていませんでした。
ですが、今回「地震ザブトン」を体験することで、地震がどういうものなのかがわかったと言っていました。
他にも、家具を固定する重要性、揺れたらまずは身を守る、その時の判断の重要性を学ぶことができました。
いつ来るかわからない東海地震やその他の天災に備え、気持ちの準備や避難グッズや防災グッズの準備など、すぐに取り掛かろうと思います。
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