冬野菜と言えばほうれん草。
冬野菜ではありますが、スーパーに行けば年中手に入れることができます。
ほうれん草は、栄養豊富でちゃちゃっと調理できる便利素材。
でも、うっかりほうれん草を茹ですぎちゃった!!という経験は誰にでもあると思います。
茹ですぎたほうれん草は、柔らかくとろける食感で、ほうれん草料理の代表格「おひたし」にはむきません。
茹ですぎたほうれん草は栄養も気になりますが、その食感のおかげでなかなかそのまま食べたいとは思いません。
茹ですぎたほうれん草をおいしく食べるためのレシピをご紹介します。
ほうれん草のキッシュ
<材料>
ほうれん草
玉ねぎ 1/4
ベーコン 3枚
コンソメ 小さじ1
溶き卵 2個
牛乳 1/2カップ
<作り方>
①玉ねぎは薄切り、ベーコンは1cm幅にきり、フライパンで炒める。
②ボウルに溶き卵、コンソメ、牛乳を入れ混ぜ、①の炒めた野菜を入れる。
③耐熱皿に入れ、200℃のオーブンで約15分焼く。
シチューやカレーに入れる
食感がないほうれん草は、煮込み料理のシチューやカレーに入れると舌触りもよく、
美味しく食べることができます。
お味噌汁に入れる
お味噌汁にほうれん草?!とびっくりするかもしれませんが、柔らか食感がおいしいです。
ほうれん草と合う具は、豆腐・玉ねぎ・卵・油揚げなど。
クセがないので何の具でも合います。
グラタンにする
<材料>
ほうれん草
チーズ
バター 10g
小麦粉 大さじ1
牛乳 250ml
コンソメ1/3
<作り方>
①フライパンにバターを溶かし、小麦粉を少しずつ加え、弱火で炒め、牛乳を少しずつ加えて
滑らかになるまで木べらで混ぜる。コンソメで味付けする。
②ホワイトソースとほうれん草を混ぜ、耐熱容器に入れてとろけるチーズをのせ、トースターで
約5~7分焼く。
ホワイトソースを使わない作り方
①生クリーム200mlに砂糖大さじ1、塩小さじ1/2、粉チーズ大さじ1を入れ混ぜる。
②ほうれん草を混ぜ、チーズをのせ、トースターで約5~7分焼く。
ほうれん草のスープ
コンソメスープの具にほうれん草を入れ、卵とじにする。
ほうれん草とじゃがいもと牛乳をミキサーにかけ、コンソメで味付けしてポタージュにする。
ほうれん草は茹ですぎると栄養がなくなるの?
ほうれん草を茹でる理由をご存知ですか?
ほうれん草に含まれる「シュウ酸」は、ほうれん草の「えぐみ」であくと言われているもの。
シュウ酸は鉄分と結合するため、カルシウムの吸収を妨げます。
茹でることで、シュウ酸を減らすことができ、えぐみが消え、おいしく食べることができます。
ただ、ほうれん草は水溶性の栄養素が多いため、ゆでると栄養素が水に溶けだします。
茹ですぎるともちろんどんどん栄養がお湯に出てしまいますが、短い時間で茹でても、水に付けた瞬間から栄養は逃げているのであまり気にしなくていいと思います。
それよりも、ほうれん草は食感が大切なので、茹ですぎないように注意しましょう!!
おいしいほうれん草の茹で時間
ほうれん草の茹ですぎを防ぐコツは、ほうれん草の茎の部分と葉の部分を時間差で茹でること。
沸騰したお湯に、茎の部分だけを30秒湯に浸します。
30秒経ったら、鍋に押し込み、30秒葉の部分もお湯に沈めます。
合計1分でほうれん草を引き上げ、すぐに冷水にさらし色止めします。1分ほどたったら水分をよく絞ります。
まとめ
ほうれん草は茹ですぎるとべちゃっとした食感になり、あまりおいしくありません。
万が一茹ですぎてしまっても、おいしいレシピを参考にして、無駄なく食べてくださいね。
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