ダイエットや美容効果や健康にもいいと話題のチアシード。
テレビや雑誌で取り上げられることが増え、スーパーでも手軽に手に入るようになりました。
チアシードを食べるだけで1週間で4キロ痩せるとテレビで放送されてから、ダイエットフードとして注目されているチアシードですが、ただ食べるだけでは痩せないという事実をご存知ですか?
チアシードの戻し方、食べ方によって効果が変わってきます。また、チアシードの危険性や副作用についても知っておきましょう。
実際、私が痩せたチアシードの効果的な食べ方も口コミします。
チアシードとは?
チアシードは2mm程度の粒で、ゴマより小さい大きさ。チアシードは、「チア」というシソ科サルビア属の一種の植物の種。
5000年以上前にマヤ族やアステカ民族の重要な栄養源だったチアシード。
「チアシードと水さえあれば人は生きていける」と言われていたほど健康維持に必要なたくさんの栄養素が含まれています。
海外のセレブやモデルや女優さんが「スーパーフード」として普段の生活に取り入れていることから、年々需要も人気も高まり、日本でもブームになっています。
普通のチアシードは黒ですが、さらにそのチアシードを品種改良してできたものが白いチアシードのサルバチアというものもあります。
チアシードの栄養構成
- 食物繊維 38%
- 脂肪酸 30%
- タンパク質20%~
- ビタミン・ミネラル・その他
オメガ3脂肪酸の含有量の高さ
オメガ3脂肪酸は体内でDHAやEPAに変化します。
●DHA:脳の細胞膜を作り神経伝達をスムーズにする
●EPA:血液をサラサラにして、血管を広げる
そのほかにも、肌の美しさを保つ、中性脂肪を減らす、美肌効果 吹き出物や乾燥肌、ツヤと張りがでるという効果も。
食物繊維が豊富
腸の中の悪玉菌や有害物質を吸着して便として排出したり、糖の吸収速度をゆるやかにして、食後の血糖値上昇を防ぐ、コレステロールの余分な吸収を抑えるという効果があります
●便秘を予防
●腸内環境を整える
●糖の吸収をゆるやかにする
●コレステロールの余分な吸収を抑える
●過食やカロリーの過剰摂取を防ぐ
ミネラル、ビタミンを豊富に含む
カルシウム、カリウム、亜鉛、ビタミンB群、必須アミノ酸など多くの栄養素を含んでいて、カルシウムは牛乳の4倍、鉄分はホウレンソウの3倍あります。また、アレルゲンであるグルテンを含まないのでアレルギーの人も安心して食べることができます。
ダイエットに効果的
チアシードを水に浸すとゼリー状になりプルプルの状態に。
この透明のプルプルは、グルコマンナンという食物繊維で、消化されずお腹の中の老廃物など余分なものと一緒に排出されるので便秘解消に効果があります。
水に浸すとふやけてチアシードが10倍以上の大きさになるため、少量でも満腹感が持続されます。そしてそのまま体外へ排出されるためダイエットにも効果的。
チアシードは無味無臭のため、料理の味に影響しません。ですから食べ方もいろいろで、食感もつぶつぶ・しっとり・プルプルと3種類を使い分けることでおいしく食べ続けることができます。
摂取量
1日大さじ1(10g)
食物繊維が豊富に含まれているため、摂りすぎると便秘や下痢になる可能性も。
戻したチアシードは冷蔵庫に入れておけば2日間保存でます。
また、よく噛んで食べることで、チアシードの殻が破れて栄養素をしっかり消化吸収できるのでつぶつぶをよく噛んで食べましょう。
チアシードの戻し方
チアシードは水に浸す量や時間によって食感が変わります。
水に浸さないとゴマに似たプチプチとした食感
チア:水
1:2 の割合で15分浸す
チアシードの倍の量の水で浸すとしっとり。
チア:水
1:5 の割合で15分浸す
透明のゼリー状でプルプルになる
オーバーナイトチアシード
大さじ4の量をまとめてふやかしておくとすぐに使えて便利。
夜に、チアシードと水をフタつきタッパーに入れて、フタをして振ってふやかします。長時間水に浸すと15分浸したものよりさらにプルプルになります。
チアシードの購入方法
カルディや成城石井などの輸入食材スーパー、健康食品を扱うスーパー、ドラックストア、ネット通販などで購入することができます。
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●Amazon最安値
チアシードの危険性や副作用
チアシードだけを大量に食べるとお腹の中で固まってしまうことがあるので、水分はたっぷりとるようにしましょう。
また摂取の量が多すぎると、便秘になったり、逆に下痢になる場合もあるので、1日の摂取量と一緒に摂る水分に気を付けてください。
また、人によっては吹き出物が出る人もいるようです。自分の体に合わない場合は摂取を控えるようにしてください。
チアシードの効果的な食べ方
チアシードは食べ方によって効果に差が出ます。どんな効果を期待するかで食べ方を工夫してください。
チアシードは生で食べる
オメガ3脂肪酸は熱に弱いので、加熱するとオメガ3脂肪酸の成分が壊れてしまいます。オメガ3脂肪酸の効果を期待する場合、加熱する料理やお湯に浸すことはやめましょう。
食前に食べて少し時間をおいてから食事をすると満腹感から食事の量を減らすことができ、栄養の吸収もスムーズ。
ダイエットを目的とする場合
チアシードで効果的なダイエットをしたい場合、チアシードをそのまま、ふりかけのようにご飯やサラダにかける食べ方では、摂取カロリーが増えるだけで痩せません。
チアシードをそのまま食べると、胃の中の水分を吸収してしまいます。水に浸さないと、チアシードの特徴であるグルコマンナンという食物繊維の効果が望めないのでダイエットの効果が薄れてしまいます。
ダイエットに効果的なチアシードの食べ方
チアシードの満腹感を活かして、食前30分~1時間前にチアシードを入れたヨーグルトや飲み物を摂ると食事の量を減らすことができます。
しかし、食前に食べ忘れたり、チアシードを食べたのに普通の量の食事をしてしまうと、痩せるどころか逆に太ってしまいます。(チアシードのカロリーは意外に高いのです!!)
そこでお勧めなのが置き換えダイエット。
スムージーにチアシードを混ぜたものを朝食にします。
たったこれだけで、栄養をしっかり取りながら-3キロを達成しました。
スムージーは以前、自分で作ったことがありましたが、毎日新鮮な野菜やフルーツを用意するのが大変で続きませんでした。また、野菜やフルーツの割合を間違えるとまずかったり・・・。
それからは、数多くのネットショップでランキング1位になっている粉末タイプのスムージーにチアシードを入れて飲んでいます。
【Natural Healthy Standard.】のミネラル酵素ドリンクスムージー
ミキサーもいらず、あっというまにおいしいスムージーが完成するので、忙しい朝の時間でもすぐに作れ、おいしいので毎日続けることができます。
チアシード入りスムージーを飲み始めると、まず感じたことが毎日お通じがあること。
そして、だんだん肌ツヤが良くなり、顔色も明るくなりました。運動もしていないのに、体重は1ヶ月で-3キロ。
健康的に痩せることができています。
もともとそんなに太っていたわけではありませんが、お腹周りについていたお肉が落ちた感じがします。
まとめ
チアシードは栄養価も高く、健康にもダイエットにも効果が期待できる素材ですが、摂取の仕方によってはまったくダイエットに効果がありません。
正しい摂取方法で、無理なく健康にダイエットしたいですね。
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