静岡市藁科の山間地、大原ににオープンした、お茶と焼きだんごの和カフェ茶の芽。
茶の芽はオープン当初から大注目されていて、市内はもちろん、市外や県外からもわざわざくるお客様もいるんだとか。
4歳と10歳の子供連れ4人で茶の芽へ行ってきた感想を口コミします。
店内の様子はどんな感じ?
店内は、風情ある茶室とお庭を再現した和の空間がひろがっており、安らぎと和みと癒しを味わうことができます。
お庭には子供達も興味を引く仕掛けも。
水琴窟(すいきんくつ)があり、手水鉢の水を近くの穴に入れると、中に埋めてあるカメの空洞に水滴が落ち、反響で琴に似た音色が聴こえてきます。
江戸後期には、茶人が好んで楽しんだとか。
少しでも涼しくなるように、茶葉が入った氷がありました(右写真)
茶の芽のメニュー
焼きだんごとお茶のセットが4種類。
お茶のランクでセットが変わってきます。
お茶屋さんのカフェだけあって、高級茶を味わうことができるのが魅力の一つ。
- 100g500円のお茶は、お団子セット
- 100g1000円のお茶は、上級茶セット
- 世界緑茶コンテスト2014年に最高金賞受賞した100g7000円のお茶は、伝説セット
- 世界緑茶コンテスト2015年に最高金賞受賞したお茶は、天空セット
で楽しむことができます。
伝説セットのお茶は、東京の高級ホテルにも提供していて、東京オリンピックのためにも作ったお茶なんだそう。
日本を代表するお茶ということですね。
今回は子供達が一緒だったので、お手頃なお団子セットと、焼きだんごを追加注文。(焼きだんごのみの注文はできないようです)
お茶は、自分で入れるように、空の状態で出されます。
まずは、セットのお茶が運ばれてきます。
急須の中には茶葉が入っているだけ。
湯のみに卓上のポットからお湯をそそぎ、湯冷ましをします。
卓上ポットには90~95度に沸騰したお湯が入っているので、湯のみで75度くらいまで冷まし、冷めたお湯を急須に入れて1分待ちます。(砂時計がついてきます)
最後の一滴が一番美味しいと言われているので、最後の一滴まで残らず湯のみにそそぎます。
新鮮で深みのある緑色のお茶は、まろやかな甘みの中にほのかな渋みを感じ、すっきり爽やかな味わい。
2煎目からは、ポットから直接急須にお湯をそそいで飲みます。
お茶だけではなく、お団子にもこだわりがあり、新潟県産黄金もちと、新潟県産コシヒカリのブレンドを使用しています。
お団子は、みたらし、磯辺、あんこの三種類から選びます。
全種類のお団子を食べ比べてみました。
焼きだんごの食感は、硬すぎず、柔らかすぎず、もちもちとしていて程よい食感。アツアツのだんごはどのアンともよく絡み、甘さ控えめのミツやあんこともマッチして、止まらない美味しさ。
子供達は2本ずつ注文しましたが、ペロリと完食。
夏季限定の抹茶かき氷は県内で3店舗のみ食べられるレアもの
おだんごセット以外に、夏季限定の抹茶かき氷を注文。
この抹茶かき氷は、かいた氷に抹茶シロップがかかっている普通のかき氷ではありません。
なんと、お茶の葉と抹茶が入った氷をかいてかき氷を作るので、氷の中にお茶&抹茶が入っているという珍しいかき氷。
この氷は「利休氷」といって、摘み取られた茶葉と抹茶を縦じま状に閉じ込めた特殊な氷。
静岡県内では、茶の芽を含め3店舗でしか食べられないそう。
このかき氷には、バニラアイスとぜんざいが乗っていて、ミルクとシロップをかけていただきます。
見た目は、透明の氷の中に、時々緑の氷が入っているので、見た目はとてもあっさりしているように見えますが、口に入れた瞬間、抹茶の濃厚な味が口いっぱいに広がります。さらにふわふわなので口の中でサーっと溶けてしまいます。
さわやかな茶葉の味と、少し苦味がある抹茶、さらにバニラとぜんざいとミルクが相まって、とてもおいしい!
あっという間に食べ終わってしまいました。
子供たちは、濃い抹茶の味が苦手ですが、4歳の次男もおいしい!といって食べていました。
茶の芽の場所・店舗情報
【茶の芽】
住所: 静岡市葵区大原1827
藁科都市山村交流センター わらびこ 目の前
しずてつバス 藁科線 「夜打島バス停」下車すぐ
静岡市街地より、国道362号線を藁科方面へ走り、約30分。
トンネルを3つ抜けてすぐ。
テーブルは2人席、4人席が数席。全部で10席ほど。子供イスもありました。
駐車場は店舗斜め前に4台あり。
店内には、飲食の他に、お茶やぜんざいやお茶羊羹、お菓子、つくだ煮の販売もあります。
店員さんは、それぞれのお茶の説明・お茶の入れ方を丁寧に説明してくれ、知りたいことを質問すると親切に教えてくれます。かき氷の質問をしたら氷まで見せてくれました。
この温かい人柄に触れることができるのも田舎ならでは。
わざわざ行ってでも飲みたい・食べたいお茶&おだんごです。大注目の「茶の芽」。和みのくつろぎ和空間でお茶カフェをしてはいかがでしょうか。
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