ボジョレーヌーヴォーの解禁日、11月の第3木曜日が近づくにつれ「今年のボジョレーの出来はどんな味かな?」と楽しみになります。
ボジョレーヌーボーと一言で言っても、色々な銘柄があるので毎年数種類を購入して味比べをして楽しんでいますが、うっかり買いすぎて飲みそびれてしまった年や、記念に取っておいた年もあります。
ワインには賞味期限はないと言われていますが、先日古いボジョレーヌーボーを飲んでみたらとても飲めた味ではなく、とてもまずいワインになっていました。
ボジョレーヌーボーの賞味期限は短いことを実感した私ですが、どれくらいまでに飲めば美味しく飲むことができるのでしょうか?
ボジョレーヌーボーの賞味期限 おいしく飲める期間は短い!
ワインには、長期熟成タイプ・早飲みタイプなど、使用しているぶどうの品種や醸造方法や保存方法などで飲み頃がそれぞれ違います。
しかし、ワインのボトルをよくみてみると、賞味期限の記載はありません。
ワインは瓶詰めされた後も熟成するため、賞味期限は設けられていませんが、熟成させると美味しくなるものが長期熟成タイプで、瓶詰めされた時が一番の飲み頃となるのが早飲みタイプになります。
ボジョレーヌーボーは、出荷時が一番美味しい「早飲みタイプ」に分類されています。
賞味期限はなくても、時間が経つにつれ、劣化や酸化が進みどんどん味が落ちていきます。
瓶詰めした時が一番の飲み頃なので、買ってからすぐが風味も味も一番美味しい状態。
その状態を楽しみたいのであれば、できれば年内、遅くても年明けの3月ごろまでが新鮮なボジョレーヌーボーを楽しめます。
飲み頃の最長は、1年と言われているので、次の年のボジョレーヌーボ販売日前までに飲むことをオススメします。
ボジョレーヌーボーの古いワインはいつまで飲める?
過去、2年前のもの、5年前のボジョレーヌーボーを試しに飲んだことがあります。
2年前のものは、なんとか飲めましたが、渋みというか酸味が強く美味しくありませんでした。
5年前のものは、瓶の底に澱( おり )が溜まっていて、ちょっと口につけただけでまずい!と感じたため全く飲めませんでした。
どのワインもそうですが、
・光を遮断する
・寝かせて保存する
・振動を与えない
・保存温度を一定に保つ
など、保存するには注意が必要です。上手に保存しても、ボジョレーヌーボーは熟成するワインではないので、味や風味は落ちる一方。
保存方法に細心の注意を払っていれば古いボジョレーヌーボーでも飲めるかもしれません(美味しくはないですが)。
ボジョレーヌーボーを開封後はいつまで飲める?
一人で飲む場合は、1日で飲みきれないので保存することになりますが、開封後はできるだけ早く飲み切りましょう。
開封時と同じ美味しさは3日間くらい楽しめます。しかし、開けた時から酸化が始まるため、1週間以内に飲めば飲み頃の味を楽しむことができます。
それ以上古くなってしまった場合は、料理に使うといいですね。
まとめ
秋の楽しみの一つであるボジョレーヌーボー。ワインは寝かせると美味しくなるイメージがありますが、ボジョレーヌーボーは早飲みタイプなので、賞味期限は意外と短いのを覚えておいてください。
飲み頃は購入時〜3カ月以内。長くても1年以内には飲み切りましょう。
コメントフォーム