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話題の氷水出し緑茶の効能がスゴイ!簡単な作り方で免疫力UP!

目安時間:約 9分
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今や日本茶は世界でも注目が集まっていて、事実日本茶の輸出量が年々伸び続けています。

私の主人の実家はお茶農家。季節によっての緑茶の楽しみ方があります。


5月の新茶シーズンは、高温の湯で淹れ、苦みと風味とうまみを楽しむことができます。

夏の暑い季節は、熱い緑茶の出番が減ります。夏の麦茶もいいですが、水出し緑茶もお勧めです。


水出し緑茶は、グラスに入れた時の綺麗な緑色の見た目もよく、苦み成分であるカテキン成分がでないので、お湯でいれた緑茶よりもうまみが50%もアップするんです。

水出し以外にも、氷水で緑茶を作る方法もあり、この方法や効能がためしてガッテンで放送されてからひそかに氷水出し緑茶がブームになっています。


入れる温度によって成分が違ってくる緑茶。その成分や効能の違いと、お湯で入れるよりも手間がかからず簡単にできる氷水出し緑茶の作り方を紹介します。


緑茶の成分と効能


緑茶には健康を保つために欠かせない成分が含まれています。

カテキン(渋み)


緑茶には、良質のカテキンが多く含まれています。お茶の渋みはこのカテキンによるもの。

カテキンには、抗酸化作用があり、その抗酸化作用はビタミンCの10倍、ビタミンEの20倍の効力があると言われています。

また、抗菌作用があるため、風邪・インフルエンザの感染予防や食中毒を防ぎます。

冬になると静岡県の小学校ではお茶うがいをして、インフルエンザが一人もでないという試みも。

また、強い殺菌作用は、胃にすみつくピロリ菌にも効果があります。


さらに、細胞の突然変異を防いだり、発がん物質の働きを抑える作用で、がんの予防に緑茶が効くという研究発表も。

そのほかにも、善玉、悪玉コレステロール濃度のバランスを調整する働きから、動脈硬化の予防、血圧上昇抑制作用から、高血圧の予防、活性酸素の抑制により老化の予防、血糖値を下げる働きから、糖尿病効果が期待できます。



カフェイン(苦味)


お茶の苦味はカフェインによるもの。緑茶一杯分には15~100mg入っています。コーヒー一杯は80~120mgなので、コーヒーよりはカフェイン成分は少ないものの、それなりに入っています。

カフェインには興奮作用があり、血行促進、大脳の中枢神経に作用して、記憶力や判断力が増します。

また、疲労回復や眠気を冷ましたり、利尿作用があります。心臓を活発にする作用もあるため、運動能力を高めることも。



テアニン(うま味・甘み)


緑茶の渋み、苦みの中にも感じる甘みやうま味はテアニンによるもの。テアニンとはアミノ酸の一種。

テアニンがカテキンへと変化すると言われていて、お茶の種類や採取時期により、テアニンの含有量が違います。

テアニンは、セロトニン、ドーパミンといったリラックス・快感・幸福感を感じる神経伝達物質ホルモンの分泌を促すため、リラックス効果があります。リラックスと同時に、集中力を高める効果もあります。

さらに、脳の興奮を抑えて神経を鎮静化する効果があるので、寝つきを良くしたり、睡眠の質を上げるのに役立ちます。

また、テアニンを摂取することで交感神経が抑制され、副交感神経が優位になり、血管が拡張し、血流がよくなり、冷え性の改善、高血圧の予防、月経前症候群(PMS)の改善も。


ビタミンB2、ビタミンC、葉酸、β-カロテン、ビタミンE


緑茶にはビタミン類も多く含まれています。

これらのビタミンの作用で、皮膚の粘膜の健康維持、抗酸化作用、神経管閉鎖障害の発症予防、動脈硬化予防、夜間の視力維持などが期待できます。


サポニン


サポニンは強い苦味とエグみを持っています。

サポニンには、鎮静、鎮痛、インシュリン作用、中枢神経興奮作用、抗疲労効果、精力増強作用、強心作用、血栓予防作用、抗菌、抗ウイルス作用などたくさんの作用があります。


フッ素


フッ素は、虫歯予防に有効な成分で、歯の表面に耐酸性の被膜を形成します。


GABA


GABA(ギャバ)とはアミノ酸の一種で、抑制系の神経伝達物質として脳内の血流を活発にし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める作用があります。

その作用から、高血圧の予防、中性脂肪の抑制、肝臓・腎臓の働きを高める・神経を鎮める・アルツハイマーの予防などに効果があります。


ミネラル


身体の健康に必要不可欠なミネラル。ミネラルは体内で作ることができないので、食物などから摂る必要があります。

緑茶には、カリウム、カルシウム、リン、亜鉛、マンガンなどのミネラル成分が含まれているため、緑茶を飲むだけでミネラル成分が自然に摂れます。


お湯の温度による浸出成分の違い


お湯の温度によって、浸出するお茶の成分が異なります。


  • 渋み成分のカテキンは80度以上の高温

  • うま味成分のテアニンは50度~水(お湯で淹れた時よりうま味が50%アップ)


で溶け出しやすいと言われています。


また、氷水出し緑茶には、カテキンやカフェインが出るかわりに、カテキンの一種「エピガロカテキン」がでるため、免疫細胞を活発化させ、風邪やその他感染症にかかりにくくなるという効能もあります。


カフェイン成分がほとんど出ないので、小さな子供や妊婦さん、授乳中のママには水出し緑茶がお勧め。

甘いので、緑茶を飲ませたくてもなかなか飲んでくれない子供もおいしい!とゴクゴク飲んでくれます。


氷水出し緑茶では、カテキンの効果を得ることはできないの?という人は、まずは氷水出し緑茶でエピガロカテキンを浸出してから飲み、次に熱いお湯を同じ急須に入れてお茶を淹れれば、カテキンも摂取することができるので緑茶成分を余すことなく摂ることができます。


  • カテキンの効能を取り入れたい場合は、高温のお湯で

  • テアニン・エピガロカテキンの効能を取り入れたい場合は、ぬるま湯や水、氷水で

お茶を入れるといいですね。



カテキンの効能を引き出す淹れ方



急須に煎茶4gを入れる。

80度の熱めのお湯を急須に入れ、30秒ほどムラし、湯呑みにそそぐ。


<味>
苦味、渋み共に感じるが、うま味と甘みもあとから感じる。


テアニン・エピガロカテキンの効能を引き出す淹れ方



急須に煎茶10g(大さじ山盛り1杯)をいれ、氷水100mlを加え、約5分待ってからグラスにそそぐ。

 
<味>
色が濃くても全く苦味、渋みがない。さわやかな甘みが口に広がる。薄く出せば、ペットボトルのお茶の味。

 

お茶の濃さは、茶葉や水の量で調整してください。


※たくさん飲みたい場合、煎茶10gをダシ用パックに入れて、氷水1リットルの中にいれ、冷蔵庫で30~40分置く。

氷水がない場合、冷蔵庫で冷やした水、または常温の水でも大丈夫です。


まとめ


緑茶にはさまざまな成分・効能があります。

また、入れるお湯の温度によって、その成分や効能に違いがあるので、自分がどのような効能を期待したいかで淹れ方を工夫することで、効率的にいい成分を摂取することができるのでぜひお試しください。


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生まれも育ちも静岡で、2人の息子と愛する旦那さんと毎日楽しく暮らしている40代主婦のハルと申します。

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